近頃コロナウイルスが収まってきており、段々とリモートワークからオフィスに出勤して仕事を行う機会も増えたのではないでしょうか?
事務職であればずっとデスクに向き合って勤務時間を過ごすってことも多いと思いますが、そこで体のケアをしてあげないと襲ってくるのが『肩こり・むくみ』などの筋肉の硬直による症状です。
飛行機や新幹線など長時間座っている場合は、『エコノミー症候群』にならないように注意して姿勢を変えたり、マッサージをしたりする人もいますが、毎日のオフィスワークではどうでしょうか?
今回は長時間のオフィスワークで肩こりやむくみに注意するべき行動を紹介していきます。
オフィスでむくみになる原因とは?

事務などでデスクワークをメインに仕事をしていると、常に座ったままの状態になってしまうので、足の筋肉が落ちてしまいます。
それが何ヶ月も何年も続くことによって、他の人よりも立ったり歩いたりする時間が少ないため、慢性的な運動不足になってしまいます。
足の筋肉を動かさないことによって、本来血流やリンパの流れを促したり、ポンプのように血液を巡らせていた機能を持つ筋肉が衰えてしまい、血流やリンパの流れが悪くなることによってむくみという症状が発生します。
からだのなかで、もっともむくみが起こりやすいのが脚です。心臓から遠い位置にあって血液の流れが悪くなりやすいことと、重力の関係で水分がたまりやすいからです。
【OMRON】https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/61.html
また長時間のオフィスワークをすることによって、姿勢に気を付けておかないと慢性的に骨盤が歪んでしまい、これも血流やリンパの流れを遮ってしまう要因になります。血流やリンパの流れが悪くなればむくみに直接影響を与えてしまうという簡単なメカニズムです。
むくみにならないように気をつけること!

【座っての仕事が多い人が行った方が良いこと】
- オフィス内を歩く
- エレベーターではなく階段を使う
- 姿勢を正す座布団を使う
- 適度な運動
- 食生活の改善
体を動かしてむくみ解消
『運動をしましょう』と当たり前のようなことですが、体を動かすことが何よりも健康を維持するために大切なことです。
会社では自由に歩き回れる環境があるかどうかは個々によって異なりますが最低1時間に一回は、オフィス内を歩き回ったり、ストレッチをして血流やリンパの流れが悪くならないように心がけましょう。
足の筋肉を適度に動かしてあげることにより、下半身に溜まっている老廃物や水分が尿となって排出されるため、脚のむくみ改善に効果的です。
また会社のフロアの移動や駅のホームでは階段を使用したり、日頃から足の筋肉を落とさないように心がけることが必要です。
姿勢(骨盤矯正)を直してむくみ解消

冒頭でも紹介したように、血流やリンパの流れを塞いでしまうと、浮腫みが起きてしまいます。姿勢が悪いともちろん血流の流れが悪くなってしまいます。
猫背の人が、肩こりになりやすいや腰痛が発生してしまうのも、姿勢が悪いことから派生した副作用となります。
最近では、姿勢を正してくれるオフィスチェアや座布団が販売されています。それを購入して姿勢が悪いのが慢性化しないように、早いうちから強制的に姿勢を正す努力をするのも良いですし、自分の意思で行うのであれば何分に一回は姿勢を確認してみてください。
姿勢を正して仕事することは、血流の促進だけではなく、骨盤などの体を形を整えることにもつながります。
姿勢を正すことはあらゆる身体の機関に良い影響を与えます。良い影響というよりは、人間として健康な(負荷のかかっていない)状態に戻すことができますので、腰痛や偏頭痛など突発的・慢性化している痛みを改善することにつながります。
食習慣を改善してむくみ解消
食事とむくみにも大きな関係性があります。『むくみ』の最大の要因は、血流とリンパの流れが悪いことが第一ですので、それを改善する食事を心がけなければいけません。
例えば血液流れを悪くするコレステロールの高いものは摂取しない、体内の水分バランスを調整するナトリウムは適度に摂取するなどがあります。詳しくは下記サイトに記載していますので、参考にしてみましょう。
多くの人が『むくみ』を経験したことがあるのではないでしょうか? 朝起きたら顔がぷっくり張っていたり、夕方になると足がパン…