皆さんお酒は好きですか?
日頃のストレスを解消するための一つの方法として『飲酒』があり、アルコールを摂取することによって、リフレッシュ効果やストレス解消など気持ちをおおらかにする作用があります。
しかしアルコールに飲まれてはいけません。二日酔いや飲み過ぎは健康に害があり、慢性的な飲み過ぎは『がん』や『肥満』にも繋がってしまいます。
しかし適量を飲むことは、『百薬の長』と言われるほど、健康に対して良い働きをすると言われています。
今回は『アルコール健康』についてご紹介していきます。ここで正しい知識を身につけて実践していき、いつまでもお酒を楽しめる体づくりをしていきましょう!
飲み方次第で良くも悪くもなる「お酒」

お酒は古来より『百薬の長』などと称され、多くの人に愛用されていきました。
その歴史は古く、人間が絵や言葉による記述の方法を見つけるより以前からあったことが分かっています。
しかし、百薬の長と称される一方で、万病の元とされることもあります。飲み方次第で毒にも薬にもなることを二つの言い伝えは端的に表しているとも言えるでしょう。
どうすれば身体に良く飲めるのかを知って長く美味しくお酒と付き合えるようにしていけるのが理想です。
飲酒のメリット
- 食欲増進
- ストレス解消
- 血行促進
- コミュニケーションの拡大
- 疲労回復
飲酒のデメリット
- 記憶・判断力の低下
- 太りやすくなる
- 肌が荒れる
- 疲れやすくなる
- アルコール依存症になる
- 病気の原因になる
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アルコールは本当に太る?

お酒を飲むことによって、太ってしまったという話を聞くことはないでしょうか?
他の食べ物と同様にアルコールにも当然ながらカロリーが含まれているので、毎日たくさん飲むことによって太るという可能性は考えられます。
しかし、アルコール自体に含まれているカロリーはそれほど高くはありません。

また、アルコールは度数が上がるとカロリーも上がるといった相関関係にあるのですが、例えば度数があまり高くない5%の生ビールの中ジョッキ一杯で200Kcalほどだとされています。
アルコールに強い人でも酔う中ジョッキ2杯を飲んだとしても400Kcalにしかなりません。アルコールの中で糖質の含有量が比較的高いビールでこの程度で、糖質の含まれない焼酎やウイスキーは度数の割には低いということになります。

太る原因は多くの場合、一緒に食べるつまみなどであると考えられます。アルコールを飲むと気分が良くなり、食欲が増進されます。増進した結果飲まないときよりも多く食べてしまって太るということです。
アルコールの適量は1日どのくらい?

最初に述べたように、酒は『百薬の長』とも言われます。
お酒を万病の元とすることなく百薬の長として楽しんでいくにはどのような付き合い方をすれば良いのでしょうか?
お酒を飲んでいるとついつい気分が良くなってしまい、調子に乗って飲みつづけてしまったり、食べ過ぎてしまうことがあります。
しかし、そのまま継続して飲み食いしていれば、カロリー摂取の面からも肝機能の面からも大きく負担をかけ続けることになります。
厚生労働省は「健康日本21」の中で「節度ある適度な飲酒」を以下のように推奨しています。「通常のアルコール代謝能を有する日本人においては、節度ある適度な飲酒として、1日平均純アルコールで20g程度である。」
【Asahi】https://www.asahibeer.co.jp/csr/tekisei/health/proper_quantitiy.html
人間が一生に分解出来るアルコールの量は決まっているということも様々な研究から分かっていますので、長くお酒を楽しみたいのであれば、ほどほどの適量を心がけるようにした方が良いと考えられます。
【厚生労働省が推奨する純アルコール20g】

休肝日の設定は大切!

先ほども紹介したように、1日の適切なアルコールは20gと言われており、居酒屋では一杯だけが目安とされています。
しかし時には付き合いなどでもっと飲みたいこともありますし、たまには一日の分量は多少増えることも止むを得ません。
関係性を維持していくためにはある程度付き合って飲むことも必要なことがあると思います。
とはいえ、毎日続けてのんでいると肝臓は休む暇なく動き続けることになり、大きな負担となって疲弊しきってしまうことがあります。
よって、一週間に一日、あるいは二日はアルコールを全く飲まない日というのを設けることがお勧めです。
休肝日を設けることで肝臓を休ませることが出来、疲弊しきってしまう心配が減ります。
特に適量(1から2合)を越える酒量を毎日飲まれる方には、週に2日連続した休肝日が必須とされています。酒浸りが一因となるアルコール依存症に陥らない歯止めともなります。
【月桂冠】https://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/qa/health/health03.html
また、一日純アルコール20gまでと考えていてもいつの間にかそれよりオーバーしていることもありますので、休肝日を設けることをオススメします。
肝臓は休むことなく黙々と働き続けていますが、ある日突然動かなくなることがあります。そのようにならないよう気をつけてお酒を楽しみたいものです。