どんな健康な人でも発生するのが『ふけ』ですが、気がつくと肩に落ちていたり、フケはなんとなく不潔なイメージがあります。特に社会人でよく紺色や黒色のスーツを着用しているときは、白いフケはかなりイメージが悪く、それは取引先にまで影響してしまいます。
ちゃんと髪は洗って清潔なはずなのに、どうしてふけはどうしてでるのか?これについてはかなり気にしている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、そもそもふけの正体は何か今回は、ふけの正体とフケの予防策について解説していきます。
ふけの正体について

ふけの正体は、頭皮から出る老廃物です。頭皮の表面が新陳代謝によって剥がれ落ちるものなので誰にでもふけでてくるものですが、が、正常な頭皮であれば約28日の周期で剥がれ落ちるため、ふけは小さく目に見えないものなのです。
なんらかが原因で剥がれ落ちる周期が早くなってしまい、頭皮が小さくならずごっそり剥がれた頭皮の角質 大きく目にみえるものがふけとなります。
ふけがでる原因

生活習慣の乱れ
肌荒れと同じく生活のリズムが崩れていると起こるように、頭皮も荒れて、フケの原因となります。肌を修復してくれる効果をもつ「成長ホルモン」が分泌される時間帯の22時~26時は眠るようにしてください。
またバランスが偏った食事も、頭皮に悪影響を与える可能性がありますので、一度、見直してみましょう
シャンプーのしすぎ
洗浄力が強すぎるシャンプーを使ったり、1日に何度もシャンプーしたりすると頭皮を乾燥させてしまいます。結果、頭皮が乾燥すると角質がはがれやすくなりフケが生じます。
また弱っている頭皮を強くこするのもフケがでる原因でもあります。シャンプーをする際は、ごしごしと爪をたてて洗わずに優しく洗ってください。
紫外線
実は、日常的に浴びている紫外線は、頭皮にダメージを与えています。
長時間紫外線を浴びることによって、頭皮が日焼けしてしまい、剥がれ落ちてフケになってしまいます。また肌と同じように頭皮の皮脂は紫外線で酸化するため、それが刺激となりフケを増加させてしまう場合もあります。
ふけの対策

ビタミンB2を摂る
ビタミンB2はレバーや牛乳、納豆などに多く含まれています。
ビタミンB2が不足することによって頭皮があれてしまうので積極的に食事で摂取ください。また、適度に運動をする時間や睡眠を十分にとる時間を作るなど、生活リズムも変えていきましょう!
保湿ケアをする
洗浄力の強いシャンプーから保湿力の高いシャンプーとコンディショナーを使用し、頭皮の潤いが失わないようにしましょう。
今は様々なシャンプーがでているため、どうしても自分にあったシャンプーが分からない場合は近くのクリニックにききましょう!
また、頭皮にダメージ、頭皮の乾燥の原因となる紫外線を防ぐために外出時は帽子をかぶるなどしてダメージを受けないように保護することがおすすめです。
最近では、髪に使えるスプレータイプとミストタイプの日焼け止めがでています!
シュッと吹きかけるだけで手軽に紫外線対策ができるので帽子を被りたくない人はこちらをおすすめします!
ふけは肌と似ていることが多く、肌のケアで気をつけていることを同じように意識して実践すれば症状は治まってきます。どうしてもセルフケアだけでは不安な方は医療機関の受診をおすすめします。