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【夜間頻尿】頻尿は身体の機関の不調が原因?トイレが近い病気のリスクとは

夜に何回もトイレに起きてなかなか寝付けれないことはありませんか?

夜間に排尿のために1回以上起きている現象を『夜間頻尿』といいます。

医学的に夜間に2回以上トイレに行く夜間頻尿は病的であるとも定義付けられています。また、加齢とともに夜間頻尿から尿失禁に繋がってしまう方もいます。

統計的にみても、男性の倍以上の女性が尿失禁となってしまっています。これは、女性にとって深刻な問題です。

そこで、今回は生活の質(QOL)を低下しかねない問題である夜間頻尿に関して解説します。

夜間頻尿の原因

夜間頻尿の原因は大きく分けて2つです。

夜間に腎臓から生成される尿量が多いために何回もトイレに行く『夜間多尿』と尿が作られるのは少ないのに膀胱に尿が溜められない『蓄尿障害』による夜間頻尿があります。

夜間多尿

夜間多尿は夜間頻尿のなかで約80%占めています。

夜間多尿の原因は加齢、高血圧、糖尿病、腎障害など多くあります。

上記のような生活習慣病や加齢などによって、1日の尿量のバランスが崩れてしまいます。

その結果、徐々に夜間多尿型にシフトしてしまい『夜間多尿』となります。

蓄尿障害

読んで字の如く、『尿をためておくことができなくなる』障害です。

膀胱が勝手に収縮、膀胱に尿が少量しか溜まっていないのにも関わらず尿意を感じてしまう過活動膀胱や、膀胱出口の抵抗が弱くなる尿道閉鎖圧が低下するといったことが原因となり生じます。

治療方法

具体的な治療方法については日本泌尿器科学会のHPから引用しています。将来のためにも医療機関での受診をおすすめします。

1)多尿・夜間多尿

糖尿病、高血圧、心疾患、腎機能障害、睡眠時無呼吸症候群などの病気が原因となっている夜間多尿の場合は、基礎疾患の治療が重要です。

また、水分を摂ると血液がサラサラになり、脳梗塞や心筋梗塞が予防できると信じて寝前や夜間にたくさんの水分をとる方がいますが、科学的根拠はなく、水分の摂りすぎで頻尿になっている場合は、むしろ水分を控えることが必要です。最近では夜間の尿量を抑える薬(デスモプレシン)が使われるようになりました。

2)膀胱容量の減少

過活動膀胱では、抗コリン薬、β3作動薬を、前立腺肥大症では、α1遮断薬、PDE5阻害薬、5α還元酵素阻害薬を症状に合わせて服用します。間質性膀胱炎や骨盤臓器脱は、手術を含めたもともとの病気の治療が必要となります。

日本泌尿器科学会HP

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