肌のたるみや質感へ効果があるとして注目されている『HIFU(ハイフ)』ですが、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
最近では各SNSでよく広告が出されたり、インフルエンサーがお勧めしているのをよく見たりしますので、知名度もどんどん上がってきています。
しかし、HIFUを調べると、『あまり効果がない』『肌を損傷する』などネガティブな情報もあり、効果に疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は『HIFU(ハイフ)』ってどのような施術方法なのか?どのような効果が期待できるのかはもちろん、反対に経験した方の率直な意見も集めてみましたのでご紹介します。
HIFU(ハイフ)とは

HIFU(ハイフ)とは、高密度焦点式超音波(High Intensity Focused Ultrasound)の略で、リフトアップ施術の一種です。
皮膚深層に位置する皮下組織と表情筋の間にある薄い膜で、コラーゲンで形成されているSMAS(表在性筋膜)に超音波を一点に集中させ、表面の皮膚を火傷させずに熱で引き締める仕組みで、しわやたるみ、ほうれい線、二重あごなどに高い効果を発揮します。
リフトアップする仕組み
なぜ、超音波をあてることでリフトアップ効果があるのかというと、皮膚を支えるSMASは、上述したようにコラーゲンで構成されています。
このSMASに超音波をあてることによって肌内部に熱を発生させます。熱を受けたコラーゲンは、一時的にダメージを受け、コラーゲンは新たに生成、増加運動を行います。
その結果、リフトアップするという仕組みです。
HIFU(ハイフ)の効果
リフトアップ効果だけではなく、肌質改善効果もあります。
超音波の熱によって、肌のターンオーバー(新陳代謝)や血行促進されるため、お肌のキメが細かくなり、ワントーン明るい透明感のあるお肌に変わってきます。
効果を感じ始める時期は、個人にもよりますが、コラーゲンが増加する1~3か月ほどです。施術から3カ月~半年で効果はピークを迎え、その後は効果を下がっていきます。
持続的に保つためには、半年に一度の施術をおすすめします。
友人とあう結婚式や同窓会などの重要な日に合わせるためには1ヵ月前の施術をすると良いでしょう。
HIFU(ハイフ)副作用

肌が乾燥する
熱を与える施術のため、一時的に肌は乾燥してしまいます。乾燥は肌トラブルの元なので施術後は保湿ケアをしましょう。
また、乾燥することによって紫外線の影響を受けやすくなります。保湿ケアだけではなく、紫外線対策としてUVケアも行いましょう。
もちろん、施術後は医師の指示もありますのでしっかり話を聞くようにしましょう。
痛みを感じる
施術中は麻酔をしないため、痛みを感じます。耐えきれないという痛みではないですが、脂肪が薄い部位は痛みを感じやすいです。
もし、痛みを耐えきれないときは素直に医師に伝えましょう。超音波の出力をさげてもらえます。
腫れやあかみがでる
施術後に腫れが起こる場合もあります。特に脂肪が多い箇所は腫れやすくなります。しかし1週間ほどで腫れは引いてきます。
他にもあかみもでてきます。体質によってあかみの濃さは変わってくるのですがメイクによって隠せる程度です。
1週間たっても腫れやあかみがひかない場合は医療機関に相談しましょう。
受けれない人もいる
以下の項目に当てはまる人は残念ながら施術ができません。
- アトピー性皮膚炎や日焼けなど肌に炎症がある方
- 施術箇所に金属、インプラント、シリコンを入れている方
- 授乳中、妊娠中または妊娠の可能性がある方
- ペースメーカーを使用している方
- 心疾患や糖尿病など治療中の病気がある方
- ボトックス注射、ヒアルロン酸注入注射、糸リフト施術などの直後の方
上記項目以外にも、医療機関によって施術ができない場合もありますので、
施術を検討する際は最初に自分が治療可能な状態なのか確認しておきましょう。
副作用もありますが、1週間程度で収まることが多いです。時間に余裕がある時に検討してみるといいでしょう。
またクリニックよっては、施術が下手なところも正直あります。しっかりと口コミや自分の肌の状況をみて受けるようにしましょう!