朝起きて鏡を見てみるとおでこや口元などにニキビができていた経験はありませんか?
デートや大切な仕事前だと一気にテンションが下がりますよね。
そこで今回は突然できるニキビの対象法とニキビができる原因について解説したいと思います。
どうしてもニキビはできるの?

ニキビができる原因は皮脂が多すぎたり、肌のターンオーバーが正常に働かず毛穴の出口がつまったりすることで、毛穴の外に皮脂が出られずにたまってしまうことから始まります。
この状態は、ニキビの炎症のもとであるアクネ菌にとって発育に適した環境です。
そのなかで菌はどんどん増えていき、免疫が働いて炎症が起こり、ニキビは赤く腫れあがっていくのです。
初期には“面皰”(めんぽう、コメド)と言われる毛穴に角栓が形成されることから始まります。
この面皰にも種類があり、微小面皰と言われる見た目ではほとんどわからないレベルのものから、閉鎖面皰(いわゆる「白ニキビ」と言われ、毛包脂腺管内に角質様物質が充満したもので、白色調のプツっとしたできもの)、開放面皰(いわゆる「黒ニキビ」と言われ、毛包が開口して内部に黒色調の酸化した角質様物質がみえるもの)に分類されます。
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女性や思春期はニキビが増えやすい

女性や思春期にニキビが増えやすいと言われています。
思春期には、性ホルモンの分泌が活性化し皮脂が過剰分泌されます。
それに加え高校、大学受験などの小学校時代では感じ得なかったストレスが原因で肌のターンオーバーが乱れ、毛穴が塞がりがちになってしまいます。
女性の多くがニキビに悩む理由は、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスのくずれやすいためです。
女性ホルモンや男性ホルモンが増加する生理期間であったり、妊娠期間であれば、皮脂分泌が多くなりますので、ニキビができ易い時期になります。
全てのニキビの原因は、皮脂が毛穴を塞いでしまうことに繋がってしまいますので、しっかりとお肌の毛穴をきれいに保つことが大事です。
ニキビを事前に防ぐ方法
洗顔ではやさしく洗う

1日に朝晩の2回以上洗顔をしたり、刺激が強いスクラブ剤入りの洗顔料を使ったりと、肌をゴシゴシと強く擦る洗い方はやめましょう。
多くの皮脂を洗いたい気持ちはありますが、肌にダメージを与えるだけなので優しく洗いましょう。洗顔後は、化粧水を使って保湿ケアを行ってください。
紫外線対策

紫外線を浴びると、肌の乾燥が進んでしまいます。乾燥がすすむと肌のバリアが減ってしまい、ニキビができやすい環境になります。大人になってできるニキビのほとんどの原因が乾燥です。
日差しがでている日に外出するときは、帽子。日傘、日焼け止めで紫外線対策をしましょう。日焼け止めを選ぶときは、紫外線吸収剤フリー、ノンケミカルなどの肌に刺激が少ないものがいいでしょう。
クリームタイプのファンデーションの厚塗り
クリームタイプのファンデーションを厚塗りしてしまうと、ファンデーションの油が毛穴を塞いでしまいニキビができやすい肌環境になってしまいます。
パウダータイプのファンデーションを薄くつけるようにしましょう。
ストレスをため込まない
『ストレス』はニキビに限らず肌の大敵です。
適度に体を動かしたり、しっかり睡眠をとりましょう。入浴時も入浴剤をいれて香りづけし、歌や音楽を聞いてリラックスできる環境を作りましょう。
苦手な人がいる場所もなるべく避けて自分に合った方法でストレスを解消しましょう。
ニキビをはやく治す方法
もし、ニキビができてしまったら絶対にニキビを潰したり、触ったりせず以下の方法を実践してみてください。
食事バランスを適切に保つ
脂っこいものや甘い糖質が多いものは、過剰に摂取するのはやめて、ビタミンや食物繊維にも注意してバランスの良い食事を摂りましょう。
食事から得られる栄養素は、体を作る元になります。それはお肌を構成する栄養素も含まれていますので、お肌に良いコラーゲンやビタミンを意識的に摂取すっることで美肌に近づくでしょう。
ビタミンは有名な栄養素ですが、有名なビタミンCやビタミンB1のように13種類と数多く、一括りに『ビタミン』と言っても期待…
身の回りを清潔に保つ
普段からも枕カバーやメイク用のブラシやパフなども、清潔に保つようにしましょう。
髪の毛を括る
ニキビが髪の毛先に触れてしまうと、ニキビを刺激してしまうことがあります。髪を短く、患部に当たり、雑菌等が入り込まないようにしましょう。
近くのクリニックや病院にいくこと
近くの皮膚科にいくことをおすすめします。医師は肌に負担が少なく、ニキビの症状に合わせて薬を処方してくれます。
また市販で売られているニキビ治療薬を試すことも即効性がありますのでオススメです。
まずは自身のニキビが、『白ニキビ・腫れ・赤み』かを判断し、それに適した市販薬の使いましょう。中にはこれらの症状をオールインワンの効能を持つ市販薬がありますので、お近くの薬局で薬剤師さんに聞いてみましょう。