昔と違い、美容施術もどんどんと私たちの生活に広がってきました。
ビッグボスこと日本ハムファイターズ監督の新庄剛志もツイッターで美容整形術を受けたことを明かしていましたよね。
美容整形や、施術が白い目で見られたり、変な目で見られたりする昔の悪い日本の風潮は最近では感じなくなりましたね。
有名人やインフルエンサーが美容施術を紹介することで、美容意識の高い方やコンプレックスを改善させたい方にとっては身近に、よりやり易い環境が整っています。
その一方で美容施術もたくさんの種類があり、どの施術がいいのか分からない人も多いと思います。
肌のたるみや質感へ効果があるとして注目されている『HIFU(ハイフ)』ですが、聞いたことがある方も多いのではないでしょう…
皆さんは整形を検討したり、施術を受けたりしたことはありますか?以前は整形を嫌ったり、抵抗がある人がかなり多かったように思…
そこで今回は、『糸リフト』という美容施術法についてご紹介していこうと思います。
糸リフトについて

『糸リフト』は、顔に医療用の糸を挿入し皮下組織を引き上げ、お顔のリフトアップをする美容施術です。
糸にはコグというトゲのようなものについており、とげが皮下組織にひっかかることで、顔をリフトアップすることができます。
糸のコグは物理的にたるみ引っ張りあげてくれるだけではなく、皮膚内を刺激してくれるための内部の細胞が活性化します。
さらに肌の弾力やハリを保つうえで必要な成分であるコラーゲン・エラスチンの生成が促進されるのも糸リフトの大きな特徴です。
施術効果がでてくるのも他の施術と比べてはやいです。物理的に糸が支えてくれているため徐々に変化していくのではなく、施術時に持ち上げた分だけの効果が即時に見た目に反映されます。
他にも糸リフトを受けることによってフェイスラインがすっきりするため、小顔効果が期待できます。ほうれい線やたるみによるしわ改善にも効果的です。
糸リフトはこんな人におすすめ
- 時間がなく美容にかける時間がない
- 即効性のある施術を受けたい
- たるみやシワを改善したい
糸の種類
糸リフトに使う糸には2種類があります。
溶けない糸
溶けない糸は術後も皮膚内に糸が残り続けます。
そのため、糸を抜かない限り効果が持続し物理的に支え続けてくれます。
しかし、人によっては年齢を重ねると入れた糸の線が見えたり、不自然な形で顔が引きつったりするデメリットが生じてしまいます。
溶ける糸
時間が経つと体内に吸収されて溶ける糸です。
糸が体内に吸収されるまでには糸の種類によって違いがあり、8〜18ヶ月ほどかかります。
使われる糸によってコラーゲンやエラスチンを発生させる効果や、脂肪を委縮させる効果もあります。効果の継続期間は糸が消えてしまうため無制限というわけではないですが、2年近く続きます。
糸リフトのデメリット
有名ユーチューバーのてんちむさんも糸リフトにて効果を実感しています。
施術〜ダウンタイムなど様々なポイントで状況を説明していますので、今後糸リフトを検討される方はしっかりと参考にしましょう。
美容施術で一番注意しないといけないポイントが、『ダウンタイム』と言われる施術の副作用が個人差で出ることがあります。
そのうち『糸リフト』で発生してしまう確率が高い副作用は下記になります。
- 施術による内出血
人によって内出血を起こす場合もあります。
通常腫れは2、3日ほど引きますが、1~2週間ほど張れる人もいます。また顔が引きつっているような感じが1週間程度続くことがあります。
- 頬が突っ張って口が開きにくいと感じることがある
糸をいれているため、頬周りが張っているように感じます。2週間程度で治ります。
糸リフトの値段
基本的には使用する糸の本数によって値段が変わります。
値段の相場は6本が200,000円から、10本以上から300,000円~になります。
一度に多くの糸を使用する方が、一本あたりの値段が安くなりやすい傾向にあります。
とはいえ、多くの糸を使えばいいとわけではありません。人によって肌のたるみ具合、形状で変わってくるので注意が必要です。
顔の筋肉である表情筋などはセルフケアでも鍛えることはできます。しかし、継続的に続けないと効果がでないため、仕事や家庭などで時間がなく忙しい人は、続けていくのが難しい現状です。
肌のたるみを感じる方は一度はクリニックに相談することをおすすめします。