塩は古くから食材の味つけだけではなく、殺菌作用があるとされ、あまり普段目につくことはないかもしれませんが、アトピー性皮膚炎の治療や歯磨きにも塩は使われています。
最近では、『塩』を使った美容法がブームにもなっており、あらゆるスキンケア商品に塩が含まれ、塩は美容への効能の幅がさらに増えています。
このように昔から塩の美容への効果は認知されてきましたが、さらに幅を広げた美容法が紹介されていますので、ご紹介していきます。
塩の美容方法
塩はお手軽に入手できるので誰でも簡単にはじめることができる美容方法のためおすすめです。
ここでは塩を使った美容方法について解説します。
お塩で入浴剤

日本だけではなく、欧州でも昔から浴槽の中に塩を入れて入浴する美容法はよくありました。
塩を入れることで、発汗作用が普段より4倍も高まるため、老廃物を出すデトックスやダイエット方法として最近またブームになっています。
塩分が体を包み込んでくれるので、身体の芯から温まりやすくなり陳代謝アップや血行促進効果によるむくみ解消が期待できるとされています。
また、普段は浸透しない詰まった毛穴にも入っていき、汗をかくと一緒に毛穴から汚れを排出してくれる効果があるため、美白効果やお肌のトーンアップに期待できます。
【バスソルト入浴のメリット】
- ダイエット効果
- デトックス効果
- 美肌効果
- むくみ改善
- 冷え性改善
- 疲労改善
お塩でシャンプー

塩の殺菌効果は頭髪にも有効です。
ナトリウムイオンが、垢やフケの原因となるたんぱく質を溶かすため、余計な力をいれずに洗うことができます。他にも臭いや汚れの原因と菌だけを洗い流してくれます。
塩のシャンプーの作り方は簡単で大さじ一杯の塩をぬるま湯にいれるだけです。
親指を使って優しくマッサージで頭皮をほぐしながら髪にしっとりとなじませて洗い流していきましょう。塩で髪を洗うペースの目安は3日1度くらいで大丈夫です。
塩のボディスクラブ

塩にはマグネシウム、鉄、カルシウム、亜鉛、塩化ナトリウムといったミネラル成分が豊富に含まれているので肌に塩をなじませるのは美肌作りに最適です。
使用する際はマッサージしながら、古い角質やキメの溝汚れもおだやかに取りのぞいてきましょう。最後はお湯でつるつる素肌へ洗い上げます。
お好みの匂いをつけこともアロマオイルでできます。いろいろ試して自分にあったものを利用しましょう。
人によっては塩が痛い場合があります。そのときは塩の粒が大きい場合に痛みが生じるので粒の細かい塩に変えるようしましょう。

粒子が荒くざらつく塩は、肌に負担がかかり傷をつけてしまいます。 粒子の細かい塩を使用しましょう。
【塩屋まーすやー】https://www.ma-suya.net/base_knowledge/beautiful/
❶身体を洗ってから湯船に浸かり、身体をよく温めます。
❷手のひらにスクラブクリームをのせ、肩からおなかにかけて軽いタッチで塗ります。皮膚が厚くて硬いところや、ひじや腰の上のくぼみなどは多めに塗ります。 下半身も同じ要領で、太ももの付け根や足首まわりなどは特に入念に。
❸軽くマッサージをします(強くこすると肌を傷つけ、色素沈着の原因となるので要注意)。
皆さんは『ミネラル』と聞いて、何をイメージしますか? 例えば『ミネラルたっぷり含有』と聞くと、天然水や食塩に多く含まれて…
お塩で洗顔

塩には殺菌効果があり、ニキビの原因になる雑菌の繁殖を抑えたり、毛穴の汚れを外へ押し出し、毛穴を引き締める効果があります。
その為、余分な皮脂がなくなることでアクネ菌が繁殖しづらく、ニキビになりにくいお肌を作ることができます。
また塩洗顔に含まれているナトリウムイオンがタンパク質の汚れを分解し、皮脂の分泌をコントロールするピーリング効果もありますので、お肌のターンオーバーを促すためにも効果的です。
皮膚に薬品を使って古い角質などを除去し、肌の再生を促すケミカルピーリングは、若い世代を中心にSNS等で話題沸騰中のス…
自作できるのも塩美容のおすすめなところです。
ただし、肌が弱い人は、塩加減が難しいこともあるので刺激の少ない市販のものを選んでみてください。